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2001年3月30日。平成12年度滑り込みのこの日、千葉地区で新たな歴史は幕を開けた。 ノンストップ自動料金収受システム(ETC:Electric Toll Collection system)の本格運用開始。 それは21世紀のITS(Interigent Transport System)の一翼を担う、おおきな期待を託されたシステムであった。 … 昭和60年代。高度経済成長はまさにバブルの絶頂だった。 膨らむ交通量。慢性化する渋滞。そして経済損失。人はそれにじっと耐え忍び、いつくるか渋滞通過を待ちつづけていた。 『渋滞の原因は料金所』 渋滞原因の約3割を占める、料金所渋滞。 他にも渋滞原因はある。でもこの問題にはいつかは取り組まねばならない。 こうして、料金所の渋滞を解消させる技術の、開発は始まった。 そして、抜本的改革の手段として選ばれたのが、ETCシステムである。 『バーが開かない!』 1997年。研究所内の開発を終えたETCは、小田原厚木道路で実証実験に移された。 そこで明らかになる事実。車輛サイズ、進入速度、データロスト、低認識率。 焦る開発陣、しかしセンサーやロードペイントなど、いろいろ条件を変えながら度重なるトライを続け、 問題は辛くもかわす事に成功した。 1999年。いよいよ小田原の成果を、ラストステージ千葉地区での大規模トライに反映させるときが来た。 しかし、直前に発覚する車載器の不具合。そして料金所屋根での電波の乱反射。 制御バーが開かない。車を制御バーが叩く。さらに焦る開発陣。 そしてとった英断、一般ユーザーを巻込んだモニタートライの開始時期を大きくずらす策を取った結果は…。 『ゴール、そしてスタート』 21世紀の最初の年、次世紀の技術として開発が進められたETCが、いよいよ一人歩きした。 だが、待ちうける環境は、決して安泰ではない。 立ちはだかる障害。高価な車載器、割引制度の未整備、PR不足、低普及率、そして伸び悩む混雑解消効果。 ETCが普及し混雑解消効果が出てきたとき、それが真のゴールだ。 (注:書かれていることは半分フィクションです。鵜呑みにしないように) (薦:中島みゆき「地上の星」を聞きながら読むと、雰囲気が出たりして(藁)) | |||||||||||||||||||||||||||
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